日本庭園でのヨーガ

C3BFC9B3-3ABA-46C4-8240-6A35A2411411
最近、日本庭園を訪れることが多くなりました。

きっかけは、ヨーガに適した会場を探す中で、庭園に併設された開放的な空間が望ましいと考えたからです。

庭園の様式など詳しいことはよくわかりませんが、心を開放し、自然と調和する呼吸を見出し、体験、体得するには、ビルの一室よりも自然な空間が望ましいのは当然です。古代インドの修行者たちは、ブッダも含めて、静かで、心を乱さない空間を求めました。

最初の出会いは、南禅寺の向かいにある無鄰菴。こちらは明治・大正の政治家 山縣有朋の別荘であったところです。庭園を一望できる和室でのヨーガは最高でした。以来、そういう空間を求めて日本庭園を探しました。

先日は清澄庭園、今日は六義園を訪れています。
午後は、肥後細川庭園でのヨーガです。きっと新たな気づきを体感できるでしょう。
自身と向き合える場と時間を有するのはとても大切なこと。

これからも積極的に活用させていただきます。

「日本庭園で行うヨーガ〜雄弘ヨーガ目白台〜」が発会しました。
場所 肥後細川庭園(文京区目白台1-1-22)
時間 14:00〜15:30
講師 番場裕之 他
会費 2,000円(税込)
日程 12月12日、1月9日、1月23日
※1月以降は月2回を原則とする予定です。

主催 日本ヨーガ光麗会 info@yoga-korei.org

→予定表サイトを作成しました

瞑想とスマホ

BD842E2E-1EA6-46EB-BCEC-708B4FD5E26F
瞑想とスマホ、どちらかといえば真逆の世界のもののようですが、最近は密接な関係ができてきました。

最近よく耳にするようになったマインドフルネスは、ヨーガの瞑想の一種ですが、これを実践しやすくするのにスマホが一役かっているのです。
※マインドフルネスの過去の投稿

実際、スマホで仕事の調整をしたり、文書を作成したり、、、私もこの文章をヨーガ指導に向かう道すがらスマホで作成しています。

マインドフルネス瞑想はアップルやGoogleなどのIT系企業で積極的に採用さらていることは、ご存知の方も多いとおもいます。iPhoneには標準でマインドフルネスと連携できる機能を備えています。
次の動画は、iphoneに標準で搭載されているマインドフルネス紹介動画です。→https://youtu.be/X_Z4tOSx27M

さまざまなマインドフルネスアプリも開発されいるようです。
これらを利用するのも一つの手ですが、全身の活性感や健康感を実現するには、ヨーガが最適です。
また、体位の完成を目指すだけではなく、雄弘ヨーガは呼吸法とマインドフルネスを備えて一体化して実践するのが特徴です。

私たちと一緒に雄弘ヨーガをしてみませんか。

全身を使うので、マインドフルネス効果とともに全身の活性感が得られます。

NHK「美と若さの新常識」8月10日放送分

96CD50AA-A2A1-4D10-B4FD-E8824C9E4F08 16757624-1AF4-486E-B2F3-8F174181E1C5

 

 

 

 

 

 

 

さる8月10日、NHK BSプレミアム「美と若さの新常識」〜内側からキレイに!インド・ビューティー〜が放送されました。

雄弘ヨーガなにわ研修会が取材され、ヨーガによって血管年齢が若返るということと、呼吸を重視する雄弘ヨーガによって、副交感神経優位の状態を作り出せることが証明されました。

放送分の解説がNHKのホームページにあげられていますので、見逃された方、ゆっくりと解説を読んでみたい方は下記のリンクをクリックしてごらんください。

※放送では、皆さんいい顔をされていましたね。
山野上啓子大阪支部長の開脚、頭立も良かったです。

NHKホームページはこちらをクリック!

胸と脇を開くアーサナ 動画公開しました

IMG_2669片手でバンザイをするようにして、脇と胸をしっかり開くことができます。
膝を掴んで行うので、背骨のハリを効果的に作り出すことができます。
ポイントは入息に合わせて手を挙げること、その際に指と肘を伸ばして手を挙げること、腕の角度(斜め45度位)に気をつけることなどです。
※音を大きくして呼吸を確認しながら行ってください。
YouTubeはこちら

 

『瑜伽師地論』の呼吸観②~呼吸観察瞑想と調気法~

前回につづいて『瑜伽師地論』(以下『瑜伽論』)のヨーガを見てみましょう。

医療にも活用されている仏教瞑想に起源を持つマインドフルネス。マインドフルネスはもとはブッダが行った呼吸観察瞑想(アーナーバーナサティānāpānasati)に由来するものです。マインドフルネスについては、以前、ブログで書いたので読んでみてください。
ヨーガとマインドフルネスの関係について
IMG_0406
ānāpānasatiはパーリ語で、『瑜伽論』はサンスクリット文献なのでānāpānasmṛtiというサンスクリット語で表されます。āna(入息)とapāna(出息)をsmṛti(注意を向ける、念じる)という実践で呼吸観察瞑想といえます。

『瑜伽論』では次のように書かれています。サンスクリット、玄奘による漢訳部分とともに訳を記します。

tatrānāpānasmṛtiḥ katamā /
āśvāsapraśvāsālambanā smṛtiriyamucyate ānāpānasmṛtiḥ /
云何阿那波那念所縁。謂縁入息出息念。是名阿那波那念。
「ではānāpānasmṛtiとは何か。āśvāsa(入息)とpraśvāsa(出息) を注意の対象として念じることをānāpānasmṛtiという。」

このことから分かるように、仏教ではブッダの頃から、呼吸は観察する対象、瞑想の対象として使われました。マインドフルネスが調整しないありのままの呼吸の様子を観察する理由がここにあります。そこには調える、制御、コントロールするということは含まれません。しかし、呼吸を繊細に見つめていけば、必ず調ってくるものなのです。能動的な呼吸観察による調気法とでもいえるかもしれません。

それに対してヨーガでは積極的に調えることを第一義に説いています。調気法つまりprāṇāyāmaとは「気」のエネルギーを制御するという意味なので、調えるからこそヨーガ的仕方だといえます。しかし、繊細に調えるということには、そこには必然的に観察することが含まれています。観察しながらでないと調えられないからです。その点で、能動的調気による呼吸観察といえるでしょう。

だから、仏教では調気法を説かないからといって、ānāpānasatiで調えず観察する、ヨーガではprāṇāyāmaで調えるが観察しない、という単純なものではありません。

しかし、観察を主とする仏教のānāpānasatiだからこそ至った、秀逸なことが説かれるのです。それが「中間入息」(antara-āśvāsa)「中間出息」(antara-praśvāsa)という考え方です。これは真剣に呼吸を観察するからこそ導き出されたものといえます。

次回は、「中間入息」(antara-āśvāsa)「中間出息」(antara-praśvāsa)について考えてみましょう。

米寿のお祝いをしました~なにわ研修会~

2015年12月庄司さん米寿お祝い

2015年12月庄司さん米寿お祝い

今年90歳を迎えられる庄司さんと先日米寿を迎えられたご婦人。御主人は25年以上、一緒にヨーガを続けられている熟達者です。

ご婦人は80歳になってから始められ、今回88歳米寿のお祝いを参加者全員で行いました。

ここ大阪の「なにわ研修会」は、もっとも高齢化が進んだ会で、平均年齢も更新して現在78歳となっています(最高齢は93歳)。

ヨーガをやることでこころが落ち着き、運動不足も解消されるからでしょう。普段から長い呼吸をしてきたことの賜物だと思います。

多少きつい体位も呼吸法も皆さん頑張っておられます。血管年齢もお陰で10歳以上若い方ばかりで、身心の健康に必須といえます。

2017年6月庄司ご婦人米寿お祝い

2017年6月庄司ご婦人米寿お祝い

年齢の高い方がヨーガを一緒にされることで、60代や70代前半の方も大いに刺激されて、毎回明るく楽しくヨーガができています。

庄司ご夫妻にも益々、ヨーガを愉しんで頂ければと思います。

なにわ研修会の様子はこちらをクリック

『瑜伽師地論』の呼吸観①

呼吸はゆたかに生きるための大切な要素で、ヨーガでも仏教でも呼吸を大切をしてきました。
IMG_5580
呼吸はいのちそのものでもあり、きちっと調えれば心はゆたかになり、瞑想の対象でもあるのです。中国では健康の秘訣とされ、いずれにしても私たちの”Q.O.L”(生活の質)を高度に保つための要なのです。

呼吸、すなわち息は、入息と出息に分かれますが、実はもっと繊細で、「入」にも「入れる」「入る」があり、「出」にも「出す」「出る」という別の側面があります。ですから当然「止」にもに「止める」「止まる」があります。この二面性は呼吸の違う側面で、呼吸の観察や丁寧な呼吸法には欠かせないものです。

またそれだけではなく、呼吸には私が兼ねてから述べてきた「間」というものがあります。呼吸は波なので直線的ではなく曲線的なものです。必然的に「入」と「出」の境目が大切になります。「間」の抜けた、あるいは「間」を大切にしていない呼吸はとても窮屈なものとなって、精神的にも悪影響を及ぼします。

そのことに注目したのが、『瑜伽師地論』(以下『瑜伽論』)という仏教論書に記された「中間入息」(antara-āśvāsa)「中間出息」(antara-praśvāsa)というものです。『瑜伽師地論』は”Yogacācārabhūmi-śāstra“といい、弥勒菩薩の伝承とも言われます。

『瑜伽論』は、かの玄奘三蔵をそのサンスクリット原典を求めるために国禁を犯してまでもインドに向かわせた論書だと言います。その思想は中国で法相宗の唯識思想としてまとめられ、その流れは奈良の興福寺や薬師寺にも流れています。興福寺も薬師寺も法相宗のお寺で、いわば仏教ヨーガの本山だといえます。

次回は、呼吸観察瞑想(アーナーバーナサティānāpānasati)とヨーガの調気法(プララーナーヤーマ prāṇāyāma)について考えてみましょう。

※画像は『大正新脩大藏經』における『瑜伽師地論』の冒頭部。
論者「彌勒菩薩説」と訳者「三藏法師玄奘奉 詔譯」がみえる。

『究極的に体側を伸ばすアーサナ』のご紹介

IMG_4444 動画はこちらyoutube

『究極的に体側を伸ばすアーサナ』のご紹介。
背骨を中心とした体の動きには、「前屈(屈める)」「後屈(反る)」「ねじる」「体側を伸ばす」があります。背骨を前後左右と回転という視点で表したものです。このうち、「後屈」と「ねじる」姿勢はいずれも反らせることを含んでいる点で共通点があります。

「前屈」と「ねじる」はしっかりとした動きではないにしても、日常生活の中でも無意識におこなっています。「反る」はあまりすることなく、「体側を伸ばす」はほぼないといえます。

これらの動きの中で、最も動かしにくいのが「体側を伸ばす」なのです。立位で体側を伸ばすアーサナは比較的行いやすいですが、この仕方だと最も付け根の部分、腰骨のすぐ上の部分はあまり活性しません。ここで紹介する仕方で行えば、腰の最も動かしにくく、血行も滞りやすい箇所を活性化することができます。これにより、腰痛や腰部の不快感、倦怠感などが大幅に改善されることでしょう。

効率的にその効果を実現するには、ただ曲げ伸ばすのではなく、ねじりを加えながら、高次元で背骨と胸のハリ、テンションを維持しつつ行うことが最大のポイントです。このことによって、血行改善と腰部の緊張を高レベルで開放してくれます。

ぜひためしてみてください。

日没を眺る こころが拡張する

日没を眺めた。
はるか彼方に沈みゆく太陽を眺めた。
自ずと眉間と眼球は弛緩し、心も視野も広くなるのを感じる。
こころが拡張していくのだ。

呼吸のリズムはゆっくりと落ち着き、開放感に包まれる。

あまりにも近いものばかり見ていた気がする。

遠くを見ると心が拡張し、小さなことはこだわらなくなる。大海の一滴のように。

普段から日没を眺める感覚を持ち続けたいものだ。

日没を見るチャンスがない場合は、せめて、できるだけ遠くに目線を向けて、壁を透かせてその向こうを見るようにしよう。

DSC_0099

雄弘ヨーガセミナー6回コースが始まりました(三重・津)

三重県津市で、雄弘ヨーガセミナー6回コースが始まりました。
三重県在住の熱心な実践者の修習深度を深めるためのものです。

今回は、視覚的視野と心の視野の繋がりから、心のあり方には、視覚的視野の持ち方が重要なことを確認しました。また、視覚的視野と体内時計の関係、日常にマインドフルネスを心がけることも学びした。

また、実践的には、呼吸の主観的感覚やテクニックよりも感覚の大切さも確認できました。
自分の中心軸を確立するためにも、心に響くハリのある実践を心がけました。
今後の予定は、5/21, 7/9, 8/20, 9/10, 10/15です。みなさんの行の深まりが楽しみです。
IMG_2734 IMG_2737 IMG_2729