からだが硬い 更新編

ちょうど9年前に投稿した下記のブログ。更新したい部分があるので再度投稿します。

おぼろげに「からだが硬い」という感覚があっても、どこがどのように硬いのか、それをあまり考えてみることはありません。でもヨーガを実践するようになると、どの部位がどのような状態であるかが解るようになります。

おおむね硬いと感じる部分は長座をしても手が足先に届きにくいとか、座りにくいなどの感覚から感じることが多いようです。これは骨盤の動きにくさが関係しています。

骨盤はいわば上半身と下半身のつなぎ目。骨盤が動かないと身体は決定的に動きにくく感じます。その辺を初心者でも解るように動画を作成しました。下記のにリンクを貼りますので、ぜひご覧の上、対応する実践を行うようにしてください。腰痛、姿勢、肩こりにも関わることなので、是非お勧めします。

雄弘ヨーガの実践〜教室指導ver. ヨーガ入門編① 1.硬さの原因とその改善 番場裕之

 

雄弘ヨーガの実践〜教室指導ver. ヨーガ入門編① 2.腰の動きを改善する 番場裕之

 

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からだって、すぐに硬くなりますね。

やはり1日の内はじめてヨーガをするときなど、からだの堅さを痛感し、痛くもあります。よく、私は痛みは感じなくてらくらくとしているように思われるのですが、そんなことはありません。結構痛いんです。でもその後の解放感、before and after の違いがはっきりと感じられるので、痛さを受け入れられるのです。

ヨーガを始めると、からだの変化に敏感になります。今まではぼやーっと「自分はからだが堅い」、「肩こりが辛い」と思っていた方でも、血行が良くなり、柔軟性も少しずつでてきます。そうすると、1日のからだの変化もよく分かるようになります。または、どうしてこうすぐに硬くなるのかとも感じるように。身体感覚がかなり敏感になるのです。さらには、今までは感じたこともない指先の微妙な感覚が冴えてきます。

そして、腰が痛い、肩が凝ったなど、なんとなく肩を揉んでみたり腰を叩いてみたりしていた自分が、はっきりと腰を伸ばしたい、ねじりたいなど具体的な仕方が分かるようになったりします。

こういう感覚は大切です。からだの生理的欲求というか、自然とからだが望む声が分かるようになるのですから。特に節々といわれるからだのつなぎ目部分、足首、ひざ、股関節、腰、肩、ひじ、手首など、からだが望んでいることが分かるようになります。

からだの望んでいる声や、こころの底の本当の自分の声が聞こえる。頭で考えていたこととは別の真のなにかが分かるかも知れません。