コロナをかいくぐりながら一年間やってきた、各地区の雄弘ヨーガ研修会。お陰様で、今年の予定を滞りなく終了しつつあります。
来年も感染対策をしつつ、開催していく予定です。場所によっては、コロナ以降様々な事情で再開できていない研修会もあります。そういう所でも、再開できるよう頑張っていきたいと思います。
9月2日(金)は、「京都クオリア塾OB 一泊研修」が開催されました。
この塾は、京都企業の幹部及び幹部候補生が企業や組織の枠を超えて新たなキャリアを磨くための集まりで、40代中心の若く活躍されている企業の方に雄弘ヨーガを体験いただきました。
会場は古来、日本海から鯖を京都に運ぶ街道であった鯖街道と清流の安曇川沿いで、とても清々しい環境です。
この鯖街道は幼少の頃、海水浴に連れて行ってもらう際に、幾度となく通った道で、そういう意味でも、とても楽しみにしていました。
最初の1時間余りは、ヨーガの意味や思想をかいつまんで講義とし、ヨーガが生まれた当初から、絶対的な心の平安の境地である「至上の境地」を求めるものであることを話させていただきました。
それを踏まえて、3時間ほどの実践と解説を行い、若い世代の方にもしっかりと理解いただけたようです。やはり、実践前にヨーガの目的を話せたことが良かったと思います。
先代雄弘師の御縁が巡り巡って、頂いた今回の講演は、私にとっても大きな学びとなりました。
主催:京都クオリア塾
会場: 堀場製作所朽木研修センター(朽木FUNHOUSE)
4月から早稲田大学エクステンションセンターのオンライン講座が開講されます。
講義メインですが、各種の実践も加味しつつ、
ヨーガの歴史と思想を体験的に学んで頂きます。
コロナの感染に影響されることなく、ご自宅で受講できます。
時間外受講もできます。
オンライン受講のサポートもありますので、ぜひ受講ください。
人間の探求シリーズ 形式:オンライン
タイトル:「ヨーガとその思想〜実践をとおして思想を体感する」
https://www.wuext.waseda.jp/course/detail/55003/
・1週間限定で、当該講座の受講生に限り公開。欠席や遅刻の際も受講可能。
・期間内であれば、復習のために繰り返し視聴も可能。
緊急事態宣言の中でヨーガの会も休会が続く中で、大阪の公認講師の方がLINEによるオンライン・レッスンを開催しました。
本格的なオンライン・サービスのZOOMを使うには敷居は高いですが、スマートホン、LINEというアイテムは、器用に使いこなす方が増えています。
このレッスンは、LINEグループのビデオ通話を活用したものです。
その報告を頂いたのでお知らせします。
文末に説明書のリンクを貼りました。皆さんも活用してはいかがですか。
今年3月、全国の学校に休校要請が出て、ヨーガの教室も休みになりました。
先が見通せない不安の中、このままでは心も身体も固まってしまうと危機感を覚えました。
そんな中、高校時代の仲間とのコーラスをスマホのラインを使って再開しました。
音はズレズレながら、楽しい時間が復活しました。
ヨーガなら音のズレは問題ありません!
ラインでヨーガをやってみようと決めました。
教室の日時に合わせて時間を設定し、自由にどこでも参加して貰うことにしました。
自分の家でなら安心でき、他人の目も気にならず集中できます。
ヨーガをする機会が増えれば、心身の変化に気がつきやすくなるのではと期待しました。
メニューは基本的なものに絞り、ヨーガの間は自分の音声を消して貰います。
コロナで不安がいっぱい、出かけることもままならない中、一緒にヨーガができることは有り難く、仲間にも喜んで貰えました。
今は教室を再開していますが、週一回のラインヨーガを続けています。
外国に住む娘や、95歳の母と一緒にヨーガができるのは嬉しいおまけです。
5月30日(土)~31日(日)に計画されていました「雄弘ヨーガの実践セミナー2020 高野山」ですが、新型コロナウイルスが蔓延しており、皆様を安心してお迎えできることが不可能となっていることから、今回は残念ですが、中止とさせていただくこととしました。
楽しみにされていた方には大変申し訳ありませんが、情勢が安定したときに、改めて執り行いたいと思います。なお、すでに納められた会費は、後日必ずお返しさせていただきます。 合掌
2020/04/20 日本ヨーガ光麗会
雄弘ヨーガ・イランの鈴木講師から活動報告がありました。国、地域が違うとまた一味違った雄弘ヨーガがあります。以下引用してご報告します。
イランの秋は短いとわかっていながら突然の冬の到来です。毎日天気予報と睨めっこでヨーガツアーの出発日を2度も替えた甲斐があり、先日イラン最高峰ダマバンド山(5671m)近郊の町・プルールへヨーガ・ツアーに行ってきました。
現地は気温9度前後という寒さの条件ながらも、ヨーガクラスの教友たちの家族・友人での参加者も多くミニバス2台の多勢となります。
早朝ヨーガは家の周りで、、、木々で囲まれ、そして近くの山々を目にしながら、うなじを引き上げる、背骨を捻る、体側を伸ばすヨーガなどを立位で行いました。目の前の木々のように指先から足先まで気のエネルギーが行きわたります。
朝食の後、小1時間ほど穏やかな丘登りといったウォーキング、右手には時々雲で見え隠れする真っ白の新雪で覆われたダマーバンド山が見えます。
誰一人いない平原でのヨーガ、音と言えば、ほんの少しの雨のとき雨粒がヨーガマットに当たる音がするだけ。雨粒が顔に当たるのさえやさしく気持ちの良いものでした。足や寝て背が触れる大地もやさしく、大空に吸い込まれ、ゆったりとした息・プラーナが体中に行きわたるようです。
ランチはパンツェと呼ばれる野菜スパゲティとちらし寿司、そしてフルーツパンチ、すべて教友たちのホームメイドです。
帰路ヴィラの門を出ると再びダマバンド山がくっきりと全景を見せてくれました。
ナマステ
中東方面特任講師 Etsuko Suzuki
去る7月27日、京都・聖護院御殿荘にて、雄弘ヨーガの実践セミナー~瑜祗雄弘大師を偲んで(十七回忌法要)~を開催致しました。
北は秋田、新潟、福島の各県や三重や徳島県まで、遠方から多くの参加を頂き、約90名の方々と一緒に開催できましたことを、とても嬉しく思っております。
「やっぱり反らなあかん!」という先代遺言のひとつを参加者全員と共有し、反らせる実践各種に挑戦しました。
また、反らせるには、反りとしなり(撓り)の側面があることと、それは呼吸にも深く影響するということを確認しました。
さらに、多くの地方の方との交流ができたことも大変良かったと思います。
来年は、会場を高野山に移して、5月に開催する予定です。
雄弘ヨーガ・イランの鈴木講師(中東方面特任講師)から、国際ヨーガデーのイベントを開催したと報告がありました。以下に引用します。
“IDY” 5th International Day of Yoga in Tehran
今夏、イラン南部(アフワーズなど))では67度と言われるほどの酷暑を迎えています。
イランの暦ではいまだ春月!(ホルダード月)、とは名ばかりの6月21日、“IDY” を記念する呼吸ウォーキング・雄弘ヨーガの集まりが催されました。
大木は少ないながらも、ウォーキングそして土の上でのヨーガもほぼ木陰で過ごせた一朝でした。
緑の中の早朝ウォーキング、特に土の上でのヨーガは格別です。爽やかな空気の出はいりは静かでゆったりとした気・プラーナを感じさせます。
土の上にマットを敷いてヨーガ。ヨーガの後はいつもしばらく時が止まったように感じました。