学会誌に原稿を投稿しました

『マインドフルワールド』 『マインドフルワールド』
私が所属している日本マインドフルネス学会の機関誌『マインドフルワールド』に原稿を投稿して、掲載いただきました。
マインドフルネスにもヨーガ、インド思想が重要な意味を持っている、という内容になります。
ぜひ皆さんも、一読ください。

原稿はこちらをタップください。
リレー連載「バトンをつなぐ」
『ヨーガとマインドフルネス—その思想を体験する—』

学生レポートの紹介③〜最終回〜

レポート紹介も今回で最後になります。
3回に分けるほど、内容が濃密で、文字数が多かったのがわかります。
ぼちぼち新年度になります。また、こういう機会があれば、ご紹介したいと思います。

東洋大学赤羽台キャンバス校舎

東洋大学赤羽台キャンバス校舎


この半期の実践を通じて得られた最大の財産は、「私にはヨーガがある」という確固たる安心感である。私たちは日々、予測不可能な出来事やストレス、プレッシャーに直面しながら生きている。これから先の人生においても、行き詰まったり、壁にぶつかったりすることは避けられないだろう。以前の私であれば、そうした状況に陥った際、ただただ動揺し、状況に飲み込まれてしまっていたかもしれない。

しかし今の私には、ヨーガという「帰るべき場所」がある。心が乱れた時には、マットの上に立ち(あるいは椅子に座ったままでも)、呼吸を整え、自分自身の内側に意識を向けることで、平穏を取り戻す術を知っている。この事実は、私にとって強力なお守りのような存在となった。「何かあっても、呼吸を整えれば大丈夫」「ヨーガを実践して心を落ち着かせれば、また立ち上がることができる」という自信は、私の精神的な安定基盤を強固なものにしてくれた。これは単なる技術の習得を超えた、生きる上でのレジリエンス(回復力)の獲得に他ならない。

今後、社会に出てより大きな困難に直面した時こそ、この授業で培った経験が真価を発揮すると確信している。ヨーガは逃避の手段ではなく、現実と向き合うための活力を養うための積極的な休止である。このツールを持っているという事実だけで、私は以前よりも少しだけ強く、そしてしなやかに生きられる気がしている。

総括すると、この半期の授業は、私にとって単なる単位取得のための時間ではなく、生涯にわたって活用できる知恵と技術を授けてくれた貴重な機会であった。「難しい」「女性のもの」といった表面的な偏見から脱却し、呼吸と身体感覚を通じて自己をコントロールする術を学んだ。そして何より、心身の調和を目指すという「本質的なヨーガ」に触れることができた。

授業で学んだことは、マットの上だけで完結するものではない。日常のあらゆる場面で、呼吸を通じて自分自身と繋がり直すことができるという気付きこそが、ヨーガの本質なのであろう。この授業を履修して本当によかったと、心から感じている。ここで得た学びを一過性のものにせず、今後も生活の一部としてヨーガを取り入れ、心身ともに健やかな人生を歩んでいきたいと思う。

学生レポートの紹介②

引き続き、佐藤 結芽さんのレポートを紹介します。
①を読まれた方からは、自分たちが実践しているヨーガ(雄弘ヨーガ)と自分の体験を代弁しているようだと、感激されてました。
次回③が最終回になります。

東洋大学赤羽台キャンバス

東洋大学赤羽台キャンバス


まず、最も大きな驚きは、「ヨーガは難しく、実践しづらい」という先入観が完全に覆されたことである。授業で実践されたのは、アクロバティックなポーズの完成を目指すことではなく、今の自分の身体の状態をありのままに観察することであった。「ポーズが綺麗に取れるかどうか」ではなく、「そのポーズをとっている時に自分が何を感じているか」に意識を向けるプロセスこそが重要であると学んだ時、私の中にあった「難しさ」への高いハードルは消え去った。
また、「ヨーガは女性がやるもの」「特定のポーズをとるエクササイズ」というイメージも、根本的な誤解であったと痛感した。授業を通じて触れたヨーガの背景にある思想や、実際に身体を動かす中で感じた感覚は、性別や年齢といった属性を問わない、人間としての根源的な営みに関わるものであった。特定のポーズ(アーサナ)はあくまで手段の一つに過ぎず、その目的は心身の調和を取り戻すことにある。この「手段」と「目的」の履き違えに気付いたことで、私はヨーガを単なるフィットネスとしてではなく、より深い精神的な修養法、あるいはセルフケアの技法として捉え直すことができるようになった。このパラダイムシフトこそが、本授業における最初の、そして最大の収穫であったと言える。
授業の中で特に実践的な恩恵を感じたのは、「正しい呼吸法」の習得である。これまで私は、自分が普段どのように呼吸をしているかなど、意識したことさえなかった。しかし、授業で教わった呼吸法を実践する中で、いかに現代生活を送る私たちが浅く、速い呼吸を繰り返しているかに気付かされた。
深く、ゆっくりとした呼吸を意図的に行うことは、驚くほどダイレクトに精神状態に作用した。焦りや不安、イライラといった感情が渦巻いている時でも、意識を呼吸に向け、深く吐き出し、吸い込むという単純な動作を繰り返すだけで、波立っていた心が鎮まっていくのを実感できた。これは、呼吸が自律神経に直接働きかけ、交感神経優位の緊張状態から、副交感神経優位のリラックス状態へとスイッチを切り替えてくれるからであろう。
この変化は、授業の時間内だけに留まらなかった。日常生活においても、ふとした瞬間に自分の呼吸が浅くなっていることに気付き、その場で修正することができるようになったのである。以前であれば、課題に追われたり人間関係でストレスを感じたりすると、無意識のうちに身体が緊張し、呼吸を止めてしまっていた。その結果、慢性的な疲労感や身体の凝りに悩まされることが多かった。しかし、正しい呼吸法を身につけてからは、日常的に酸素を身体の隅々まで行き渡らせるイメージを持つことができ、結果として以前よりも疲れにくくなったと感じている。呼吸が変われば、身体が変わり、心が変わる。この連鎖を身をもって体験できたことは、私の生活の質(QOL)を大きく向上させる要因となった。

〜③につづく〜

ムンバイ近郊のThaneのアシュラムの方とお会いしました

2001年にヨーガの国際交流として、ムンバイ近郊のThane のシュリー・アンビカー・ヨーガ・クティルというヨーガ道場を訪問しました。その時は、先代雄弘師、ナレシ・マントリ先生、そして仲間たちと一緒でした。このアシュラムにはその後訪れてませんが、そこの方々とはずっと交流が続いています。

以前投稿した、”No Yoga No Peace Know Yoga Know Peace” の言葉を教えていただいたのもこのアシュラムの方からでした。

先日、仕事で日本に来られているアシュラムの方から連絡があり、お会いすることになりました。私が早朝、新幹線に乗る前の午前6:30に東京駅まで来ていただき、わずかの時間ですがお会いすることができました。
なんでも、アシュラムの代表の方から書籍を預かっているから受け取って欲しいということで、たくさんのヨーガに関する書籍とDVD、動画の入ったメモリーをいただきました。

訪問したのは24年前のことです。一度訪問して交流しましたが、関係は続いているとはいえ、書籍を託して礼を尽くして頂ける、とてもありがたいことだと思いました。
来年2月にインド研修旅行が計画されていますが、今回は仏跡を中心としたメニューで、ムンバイの方面には行きませんが、次回は是非ともアシュラムを訪れたいと思いました。


1枚目:東京駅でお会いした時の写真をアシュラムの写真と合成しました。


2枚目:頂いた書籍など

3枚目:2001年アシュラム訪問時の写真

会員様の卒寿(90歳)のお祝いをしました

森口郁子さん(ヨーガ歴37年)

「なにわ研修会」は、もっとも高齢化が進んだ教室です。
高齢化が進んでいるだけではなく、皆さんお元気なのです。

この度、新たに卒寿を迎えられた、会員、森口郁子さんを会員全員でお祝いしました。
一緒にお祝いいただいた中には、現在99歳になられる会員さんもおられます。

遠路奈良から電車を乗り継いで、毎回欠かさず大阪上本町まで参加いただいています。それもこれも「雄弘ヨーガを続けてこられたお陰です」と仰って頂き、みなさんの支えとなっています。

奈良平城遷都1300年祭の創作オペラのソプラノに連続11年出演され、高齢でもソプラノの高音がでるように、毎日、カパーラ・バーティ浄化呼吸法を1000回実践されていれます。

洋裁をされたり、パソコン、スマホ使いこなしたり、友人との旅行やランチ会に積極的参加されまりと、誠にパワフルな方です。

多くの方が、ヨーガを続けることで、心身ともにお元気で過ごせるように願っています。IMG_9732

Know Yoga Know Peace

世界情勢があちこちで不穏な状態が続いています。
特に昨今のイランとイスラエルの応酬は我々にとっても実は身近なことなのです。

2018年に沖縄で雄弘ヨーガ・イランの方々と合同を行いました。参加された方いらっしゃると思います。
また、昨年のインド研修旅行にイランの首都テヘランから参加された方もおられ,この方は日本語が堪能なので,参加された方はみなさん仲良くなりました。
IMG_0716
戦闘が激化してからも現地とは連絡を取り合っています。その方からは実際に撮影したミサイル攻撃の動画や現地の状態が詳細に伝わっています。

先日3日間ほど返信がなく相当心配しました。インターネット回線が遮断されていたそうです。その後つながり安心しました。
DSCF8985
2001年に先代とともにインド国際交流研修を行った際に、現地でとても良い言葉を教わりました。ずっと私の心に残っています。

No Yoga No Peace
Know Yoga Know Peace

昨日は国連の制定した国際ヨーガの日でした。

多くの人がヨーガを知ることで平和を知って欲しいです。

これからも現地とは、連絡をとり続けていきます。

早稲田大学オンライン講座(夏学期)

7月からの早稲田大学オンライン講座「心と身体のヨーガ」の受講申込が始まっています。
ヨーガの基本、雄弘ヨーガのエッセンスをオンラインでお伝えしていきます。
オンライン講座なので、理解頂くために説明を多くしています。
1週間は録画により再視聴が可能です。オンタイムで受講でしなかった時にも安心です。
プログラムにも柔軟に扱って、徐々に進化していきたいと思います。
初回参加の方にも対応できるようにしつつ、展開してやっていく予定なので、是非、ご参加ください。

※ 「夏の入会金無料キャンペーン」を実施しており、期間中は、新規ご入会の入会金が無料(通常8,000円)となります。キャンペーンは2025年6月30日まで実施しております。
会員資格は4年度間有効で、お得な会員料金で講座を受講いただけるほか、早稲田大学中央図書館の利用など、さまざまな特典がございます。

○開講年度学期 :2025 夏期
○キャンパス  :オンライン
○クラスコード :720630
○講座名    :心と身体のヨーガ
○開講日    :2025年7月1日 (火)
○授業回数   :5回
○定員数    :30 名
○講座情報URL  : https://www.wuext.waseda.jp/course/detail/65404/

IMG_7475
IMG_7476
IMG_7477

新年、あけましておめでとうございます。

新年、あけましておめでとうございます。

本年も皆様と一緒に雄弘ヨーガを実践できるのを楽しみにしています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

般若心経真言
「揭諦揭諦 波羅揭諦 波羅僧揭諦 菩提娑婆訶」

गते गते पारगते पारसंगते बोधि स्वाहा ॥
gate gate pāragate pārasaṃgate bodhi svāhā //

こちらは、周藤真雄真言宗大僧正の筆によるものです。

周藤真雄師は書家でもあります。
日本ヨーガ光麗会の筆書きや『瑜伽真言法』など各種の題字を書いて頂いています。

今回、新年のご挨拶にあたり、この真言を使わせて頂いたのは、
近年は、異常気象や地震などの天変地異によって、國土も安全が担保されなくなってきており、
それを乗り越える力としていただきたいからです。
また、戦乱も私たちと無関係とは言えない状況です。

ヨーガを始めるにあたり、みなさん何らかの思い、願いがあったはずです。
誓願、祈りの気持ちは、今後も大切にしていきたいと思います。
皆様の願い、誓願が成就するよう祈念致します。

令和七年 乙巳 元旦

早稲田大学オンライン講座(夏学期)

7月2日から始まる早稲田大学オンライン講座「心と身体のヨーガ」の受講申込が始まっています。
ヨーガの基本、雄弘ヨーガのエッセンスをオンラインでお伝えしていきます。
オンライン講座なので、その分理解して頂くために説明を多くしています。
プログラムにも柔軟に扱って、徐々に進化していきたいと思います。
初回参加の方にも対応できるようにしつつ、展開してやっていく予定なので、是非、ご参加ください。
※「夏の入会金無料キャンペーン」を実施されています。
新規のご入会が0円となっております(先着限定300名、通常入会金8,000円が無料)。

○開講年度学期 :2024夏期
○クラスコード :720630
○講座名    :心と身体のヨーガ
○開講日    :2024年7月2日(火)
○授業回数   :5 回
○講座情報URL  :https://www.wuext.waseda.jp/course/detail/63055/

IMG_0648

石川県珠洲市

能登半島地震で大きな被害の出ている石川県珠洲市。
こちらは2009年6月28日、NHK「福祉ネットワーク公開すこやか長寿」の公開収録で寄せていただいたところです。
あの時に会場のラポルトすずで一緒にヨーガをしたあの方々はどうされたのでしょうか。
被害に遭われた方には、こころよりお見舞い申し上げます。
そして1日も早い復興を祈念いたします。
https://www.npwo.or.jp/arc/report/2009/post_50.html
IMG_8232