番場一雄(初代瑜祗雄弘)師の指導動画 1991年1月19日

雄弘ヨーガの創始者、番場一雄(初代瑜祗雄弘)師の指導動画です。独特の説法に惹きつけられます。
これは東京タワーの麓、芝の増上寺での研修会風景です。1991年1月19日(土)、28年前の映像です。
7月27日に開催予定の雄弘ヨーガの実践セミナー(京都・聖護院)では、もっとしっかりとお見せできると思います。

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「弔う」ということ

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「弔う」、今回は人の死についての捉え方についての話です。

皆さんの近親者やお世話になった方、ご友人の方などが亡くなられることもあるかと思います。

その際に「弔う」という態度、姿勢があります。実は最近、お世話になった大学の先生やヨーガの同志が亡くなられることがありました。

亡くなられると、その方と交わした言葉や表情、影響を受けたことなどを様々に思い出すことでしょう。

「弔う」とは、「故人の死を悲しみ痛むこと」ではありますが、また同時に思い続けることでもあります。

事前に訃報を聞き知っていた方は、お別れに向かわれるでしょうし、聞いていても都合が合わなかった場合や、うまく、伝達されない場合もあるかもしれません。

亡くなるとは、非常に寂しく、残念なことです。それを乗り越えて残された我々は生きていくことになります。

たとえ亡くなられても、今までと同様に、側におられるように思い続けることが、追善であり供養であり、弔いに他ならないでしょう。

故人の笑顔や姿や姿勢を様々に心に留めておられると思います。折につけて、思い出し、話題に上げ続けることで、亡くなられた方は皆さまとともに生き続けられることでしょう。

悲しみに打ちひしがれることもあるでしょう。その場合は、亡くなられた方の笑顔、態度、姿勢を思い出して乗り越えていきましょう。

亡くなられた方が生き続けるよう、
残された我々は精進努力することが大切だと最近強く思います。

大阪造幣局 桜の通り抜け〜内的な花見

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今、私は大阪市営地下鉄大阪メトロ谷町線 天満橋駅にいる。

今時分、毎年ここは大混雑になる。大阪造幣局の通り抜け、桜の花見客でごった返すからだ。昼前から夕方遅くまで、人の波に飲み込まれることになる。

今日は、ヨーガの指導に向かう途中だ。花見では、目に見える花を愛で、香りを感じ、春を堪能する。短い寿命の桜の花に、多くの思いを重ねるのだろう。

対してヨーガは、自らの心の花を観察し、からだと対話し、呼吸を味合う、甚深微妙な内的行為だ。内的な花見ともいえるだろうか。

私も花を愛でる花見をすることもあるが、桜を愛でる心と同じかそれ以上のレベルで内的な花見を好んで行う。

まだヨーガにご縁のない方にも、花見と同様かそれ以上に、内的な花見をすることがが如何に楽しく、有益で大切な行為であるかを知ってほしい。

桜の花に向かう人波を見て、そう感じた。

“うっとこ”のヨーガ

IMG_0459うっとこはな、若いお人たちのやらはる元気な激しいのやおまへん。

ほな、柔い事しかせん緩いヨーガか言うたら違いますえ。決して激しいことはしません。ポーズの強要もしまへん。息に合わせてからだを動かすんです。せやけど、厳しいことはします。

作法をちゃんと理解して挑めば、その厳しさが優しさであると気づくはずです。

ひとつひとつは地味やけど、所作すべてを通す哲学がありますのや。

うっとこは、70歳以上は当たり前、80歳、90歳の人もぎょうさんいたはります。70歳ならまだまだ若手の領域や。

ほなお年をめしたかたしかいいひんかっちゅうたら、そんなことおまへん。中学生も高校生も大学生かていはりますえ。

だからあんさんも、臆さんと安心してお越しなはれ。ほんで、一緒にヨーガやりましょ。みんないきいきしたはりますえ。

あっ、京都だけやありませんえ。
興味をお持ちの方、教室情報を下のリンクから見られますえ。
雄弘ヨーガ教室情報

※写真は雄弘ヨーガなにわ研修会です。

「吸って、吐いての相伝」

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雄弘ヨーガの同志の佐藤さんから頂きました。五木寛之さんの連載エッセイ「新・地図のない旅」より「吸って、吐いての相伝」。

岡田式静坐法による呼吸法が話の中心だが、昨今、様々な分野で呼吸法はかなり盛んに扱われているが、その多くが「呼主吸従」の思想に基づく中国的呼吸法のみが語られる。

しかるに、生物本来の生理呼吸もブッダの呼吸法もヨーガの呼吸法も、呼吸ならぬ吸呼、すなわち、入息ー出息を推奨する。「吸ってー吐いて」なのである。

ヨーガのプラーナーヤーマ “prāṇāyāma”は、その系譜に従って呼吸を活性、コントロールし、そのまま三昧へと導くものである。

仏教では呼吸の活性こそ積極的には行わないが、観察し心を静め三昧へと導く「入出息念」すなわち、アーナーパーナ・サティ “ānāpānasati” を説いている。これが、現在のマインドフルネスの原点となった。

新年、あけましておめでとうございます。

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あけましておめでとうございます。
本年も雄弘ヨーガを宜しく御願い致します。

近年、呼吸(息)について深く感ずるところがあり、数年間呼吸の洞察を深めてきました。時には、自身の体験を頼りに、時には『ヨーガ・スートラ』など古典文献を頼りにして、最終的に至ったのがこのことばです。
超越呼吸へ_修正このことばが最適なわけではないのですが、これ以上表現しようがない、いわば現時点で納得のいく表現だと感じているものです。そして、もうひとつこれをエッセンシャルに表現したキャッチが、“Breathing 4+” です。

この両者の最大の示唆となったのが『ヨーガ・スートラ』2-49偈です。

超越呼吸skt「その時に、吸気と呼気の動作を中断することが調気法である。」

『ヨーガ・スートラ』でいう調気法(プラーナーヤーマ)の定義は、吸気と呼気の動作の中断を意味します。これはどういう意味かというと、決して呼吸の動作を止めるという保息(クンバカ)や単に調えるというものではなく、こころの調えられていない平時の世俗的な呼吸を切り替えて、上質な呼吸へとバージョン・アップすることを意味しています。それは世俗呼吸の超越であって、また同時に世俗心理の超越でもあります。そして、その状態に導く作法のことを『ヨーガ・スートラ』では調気法(プラーナーヤーマ)と言ったのです。

また、『ヨーガ・スートラ』2-50偈には第四の呼吸が説かれています。調気法(プラーナーヤーマ)の対象となる呼吸の上位概念を示したものです。さらに、雄弘ヨーガにおける基本の呼吸技法は「四つの呼吸」ですが、それの四種をも超越してしまおうという理想をかかげて、”Breathing 4+”というフレーズが湧出されたのです。

雄弘ヨーガの思想と技法によって、「その息を超越させる」べく、同志等と共に日々精進していこうと思います。
どうか一年間、宜しく御願いします。  合掌

第二代目瑜祗雄弘2019

頭立は逆立ちではなく心の鍛錬である

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ハタ・ヨーガのアーサナに有名な体位がある。Śīrṣa-āsana(シールシャ・アーサナ~頭立~)である。ヨーガの逆立ちは頭を床につけて肘で支える三点頭立が主流である。

さてこの体位、体育的意味合いで逆立ちを完成させることだけに意味があるのではありません。Śīrṣa-āsanaの精神というかその心こそが大切なのです。

つまり、逆立ちによるバランス力や身体能力よりも、逆さ世界を冷静に観察する力こそが大切なのです。私たちは、普段高い位置から両眼で世間を見渡しています。しかし、頭立では、両眼は床近くにあり逆さ世界を超ローアングルで眺めることになります。

この日常ではあり得ない世界を観察して受け入れる能力をつけることこそが大切なのです。この修習によって、心が鍛錬され、我々に普段ではあり得ないことが起こって降りかかった時にも冷静に対応する能力をつけてくれるのです。

その点では、頭立の完成よりもそこに至るこのプロセスの意味が大切となります。

このプロセスが完全になる前に逆立ちしようとすると、逆立ちのみに気が散ってしまい、観察どころではありません。このプロセスにおいて、普通呼吸で冷静に逆さ観察し、瞑想するように心も体も安定して保つことが大切だといえます。

指導者の下で、このプロセスの体位に挑んでみてください。

Śīrṣa-āsana(シールシャ・アーサナ~頭立~)の動画はこちらをクリック

イラン🇮🇷 呼吸ウォーキング研修会

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鈴木悦子(雄弘ヨーガ中東方面特任講師)から、「2018年 夏・雄弘ヨーガ 呼吸ウォーキング」の活動報告が届きました。以下鈴木氏の報告を引用します。

連日極暑の真夏、東の空が白々とあける早朝テヘランのヨーギン・ヨーギニーたちのサットサンガ、爽やかなヨーガの一朝を満喫しました。

始めに呼吸法と脚と腰のヨーガでウオーミングアップ。最近始めたヨーガクラスの男性達・ヨーギンや夫婦で参加のカップルも見られました。
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朝一番の陽光の中のウォーキングは息も足も滑らかにリズムに乗ってイチ、ニ、イチ、ニ、サン(ペルシャ語ではイェキ、ド、イェキ、ド、セ、、、、、)

ウオーキングの後はやさしいヨーガ。片手でバンザイのヨーガで全身がリフレッシュ。
ヨーガの後はいつもそのままで居たい気持ちでいっぱいになります。
次回はもう少し早く始めて、お茶と焼きたてのナン(パン)とチーズの朝食を全員一緒にのようになりそうです。(在テヘラン鈴木悦子)
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雄弘ヨーガイランのポスター 呼吸と動作の一致と「極」

1F55087E-6F26-4CF5-8668-B20B29F63050雄弘ヨーガ・イラン支部が作成した追加ポスターが届きました。

ここで使われるアーサナは、呼吸と動作を究極的にまで一致させたもので、身体と呼吸の緊張の「極」のあるダイナミックなものです。

片手でバンザイをする「胸と脇を開くアーサナ」は、雄弘ヨーガの教室ではほぼ毎回行うもので、呼吸の深まりと胸部の拡張感、肩関節の活性感が得られます。

「究極的に体側を伸ばすアーサナ」は、腰の動きを最大限に引き上げ、血流を促し、腰痛の改善にも効果的です。

下記のYouTube動画に合わせて、実践されてみてください。

胸と脇を開くアーサナ〜雄弘ヨーガテクニック〜

究極的に体側を伸ばすアーサナ〜雄弘ヨーガテクニック〜