お彼岸の3連休もおわり、お中日も過ぎました。この間にお墓参りされた方も多いのではないでしょうか。暑さ寒さも彼岸まで、というように、酷暑だった頃を忘れてしまうかのように、朝晩はめっきり涼しくなりました。

ここ数日来、比叡山では金木犀がほのかに香り始めました。金木犀の香りは、何故か香りだけでなく、心底深く心で感じる香りです。
お彼岸は仏教行事ですが、インドにも中国にもない、日本にしかない独特なもののようです。燃えるような暑さの夏が過ぎ、空の色も少しづつ深まるこの頃、金木犀が香り、曼珠沙華が咲き出すような、ゆたかな季節感があることも関係しているのでしょう。
お中日を中心にして六波羅蜜の修行を前後3日間行じ、先祖供養も行うという、とても大切な行事で、休日が本来の目的ではありません。前3日間は、布施(ふせ)、持戒(じかい)、忍辱(にんにく)を行じ、後3日間には、精進(しょうじん)、禅定(ぜんじょう)、智慧(ちえ)を実践する。今日からの残り3日間はまさにヨーガの実践の核心部分でもあります。

私たちは、ご先祖様の方々の最先端、私たち自身もご先祖様の末席に位置しています。
以前のブログに書きましたように、10世代で2046人、20世代で209万7070人という膨大な数のご先祖様が私たちの中におられるのですから、ご先祖様は私たち自身のすべてです。
自分の中におられるすべてのご先祖様に感謝を込めて、残り3日間の波羅蜜の実践、ヨーガを行いたいですね。
→ :「自分の内に宿る20億人のご先祖様」



