「京都の無鄰菴で行うマインドフルネス」が開催されました

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img_9597本日は「京都の無鄰菴で行うマインドフルネス」が京都・南禅寺向かいの無鄰菴で開催されました。

あいにくの天候でしたが、しっとりした紅葉のなか、地元京都を中心に神奈川や三重の方からも、予約された19名全員がお越しになりました。

間に体の疲れを取る簡単なヨーガを行いながら、約20分間のマインドフルネス(アーナーパーナ・サティ)を3ラウンド行いました。

最後には抹茶を頂き、充実した休日になったのではないかと思います。

瞑想には集中する対象の他、空間的な要素も大切です。その点では、とてもありがたい環境の中で実践できたと思います。

日本マインドフルネス学会に参加してきました

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img_9148昨日、今日の2日間、はじめて日本マインドフルネス学会に参加してきました。
今までのインド学仏教学会とはまったく違いますが、研究を進める一つの場となりました。

雄弘ヨーガに尽力いただいた春木豊先生にもお会いできたのは本当に良かったです。あらためて、雄弘ヨーガと早稲田大学のご縁を感じました。

NHKテレビにマインドフルネスでよく登場される、熊野宏昭先生からお声がけいただき、30年ほど前に先代とインドのリシケシでお会いになっていたことをお聞きしました。また発表者の資料紹介で先代の名前が出てきて、これはとても嬉しかったです。

月末から「東洋医学の人間科学」の授業が始まりますが、ますます楽しみになってきました。

早稲田大学と雄弘ヨーガについて書いたFacebookページ

雄弘ヨーガの実践セミナーが開催されました

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10月2日(日)、雄弘ヨーガの実践セミナーが無事終わりました。
地元の名古屋の方を中心に近郊の三重、遠方では大阪、神戸、金沢、秋田や埼玉、そして一番の遠路はイランのテヘランからも集まっていただいて、雄弘ヨーガのマインドフルネスについて学びました。

ヨーガは瞑想(マインドフルネス)があって初めて成就する実践論を学びました。
雄弘ヨーガに出会って生きる元気が湧いてきたとの体験談を伺って、ありがたく思いました。
遠路はるばる、ありがとうございました。

追伸
このサイトを見て、先代の頃より親交のあるインド ムンバイ近郊の シュリ・アンビカー・ヨーガ・クティル道場の方からメッセージを頂きましたので添付します。
“Wow…. Wonderful. This is one of the best asanas for opening the hip joint
and stretching the back muscles right from the neck to the toe.”
「これは素晴らしいです、、、。これは、股関節を開き、右つま先まで首から背中の筋肉を
伸ばするための最良のアーサナの一つです。」

恩師

2013年3月29日 菅沼先生のお宅にて

2013年3月29日 菅沼先生のお宅にて

私には3人の恩師がいる。ひとりはヨーガ直接の師、番場一雄 先代雄弘師であり、実父でもある。また、ヨーガに関して直接、間接に多大な影響を与えてくださった佐保田鶴治先生もまた恩師である。このふたりの恩師はすでに故人だった。そしてもうひとりが、学術上の師、菅沼晃先生(東洋大学元学長 インド哲学)だ。その菅沼先生が先日(2016年4月7日)逝去された。父が亡くなった後も、最近まで親目線で公私ともに導いて下された、誠にありがたい恩師だった。

1989年に大谷大学を卒業後の進路を考えていた際に、佐保田先生のご著書末の出版社広告に菅沼先生のお名前を見つけたのがきっかけである。その後、様々な著者名に「菅沼晃」の文字を見つけ、気になって、アポ無し、いきなり東洋大学の先生の研究室のドアをノックした。本来は出校日ではない土曜日にもかかわらず、運良くおられた。ラッキーだった。

その時は色々やりとりしたものの、大いに叱られて帰された。しかし、一緒におられた方々(今でも私の先輩として、大学でよくお会いするのだが)に助けられ、先生の名刺を頂くことができた。後日、厚かましくもお宅に電話させて頂き、正式に大学院を入試することとなった。それが全ての始まりなのである。

以来27年に渡り学術のみならず、公私ともにご指導いただくことができた偉大な恩師なのである。日々の授業の他、修士論文やその他論文作成、ドイツ留学から結婚式のご後見までもお願いしてしまった。当時、日本の大学でインド哲学科を独立して有するのは東洋大学のみだったが、そこに「その根本となるヨーガの授業がないのはいかん」と「ヨーガとその思想」という講座を新設して担当させて下された。それが大いに勉強となり、私のヨーガ理解の根本が形成された。その講座開講期間は約10年にわたり、『実践「ヨーガ・スートラ」入門』(春秋社)として結実した。その出版のご縁を頂けたのも恩師のお陰である。

とにかく、私が大人になってからのかなり多くの部分に恩師のお力添えがあるのだ。はじめての著書『1日5分「簡単ヨーガ」健康法』には前書きもお願いしてしまった。今思えば、ずいぶん無理なお願いばかりだったような気がしてならない。それをすべて受け入れてくださり、多大な果実までも残してくださった。

その他にも、当会で使う読誦テキスト、『瑜伽経三十頌』、『瑜伽経』、『梵語読誦般若心経』の作成にもご助言頂き、さらにはサンスクリット語のネイティヴ感覚習得のためにナレーシ・マントリ先生をご紹介いただいている。とにかく、私だけでなく、雄弘ヨーガのかなり多くの部分に恩師菅沼晃先生のお力添えがあるのである。それは亡くなられたこれからも、ますます力強く働きかけて下さると信じているし、そうだからこそ恩師なのである。

恩師は亡くなられても変わらず恩師であり続ける。残された我々の中に確実に生き続けている。そういう意味では、直接に言葉を交わせないという寂しさはあっても、大きなお守りを心の底に有しているようで、安心感もある。まさに「安心決定」である。

菅沼先生、ありがとうございました。
また、これからもよろしくお願いします。             合掌

「雄弘ヨーガ講師会・テクニカルワークショップ」を終えて

2月6日(土)~7日(日)の両日に渡り、聖護院御殿荘(京都)にて雄弘ヨーガの指導者のための「テクニカルワークショップ」が開催されました。
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既成概念の打破と指導上の臨機応変さを核として、マインドフルネスや指導法介助法についてまなびました。今までにない切り込み方をしたいと思います。

また、雄弘ヨーガの実践体系は、マインドフルネスな要素を多分に含んでいること、呼吸による精神性を重視していること、身体的筋目や仕組みを大切にしていること、ユニバーサルデザイン思想に則って誰にでも感覚的にはじめられるものであることなどを確認し合いました。
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※ユニバーサルデザインについてはこちら

新年、あけましておめでとうございます。

新年、あけましておめでとうございます。
本年も宜しく御願い申し上げます。

ブログ用年賀文字セット2016

「安心決定」は、仏教でも浄土系の思想の中で使われていた考え方で、阿弥陀如来への信仰によって、こころとからだの絶対的な安心を獲得できた境地のことを表しています。

地獄に落ちることなく極楽浄土に生まれかわれることが決定すると考えられていました。日本には古来より浄土系の思想や情緒が根強く伝わっていて、宗旨をちがえても、多かれ少なかれ私たちの近くにあったものです。今回は、年始にあたりそこからお借りしました。

ヨーガは本来は健康法ではなく、人心を絶対的に安住できる境地に導くための思想と実践です。そもそも、「健」はからだのすこやかさを、「康」はこころのゆたかさを表しています。からだだけではなく、こころとからだの全身的な平和と安穏を表しています。そういう深い意味では、ヨーガが健康法であるという表現もあながち間違ったものとは言えません。

ひとりでも多くの方が雄弘ヨーガに触れることによって、「安心決定」を得、身も心もゆたかになっていくことがこれまでも、そしてこれからもずっと、わたしの願いです。また、ひとりでも多くの優れた指導者を輩出することも目標です。ヨーガの指導者になりたいと思ってられる方には、是非、雄弘ヨーガの指導者になっていただきたいです。

今年は充実した雄弘ヨーガ指導者の養成と超初心者〜シニア向けの講座の設定がすでに決まっています。いままでの規定にこだわらないでダイナミックなヨーガの展開を模索しています。

雄弘ヨーガの呼吸力、身体観、瞑想力によって、世間に「安心決定」をお届けできるように精進したいと思います。

              平成二十八年丙申正月元旦

番場裕之直筆サイン切り貼り作成2015サイト用

雄弘ヨーガの実践セミナーが開かれました(榊原温泉)

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9月5日(土)~6日(日)の両日は、雄弘ヨーガの実践セミナー(名古屋支部)が三重県・榊原温泉の神湯館で開催されました。
施設の端を流れる榊原川の水流に接しながら、2日間ヨーガを楽しみました。

 

ブログ用修正 (2)とくに、今回のテーマは「瞑想」。
ヨーガ実践者なら誰もが知りたいポイントに絞り、瞑想への架け橋となるいくつかの実践と瞑想に必須となるポイントについて勉強しまた。
そのポイントを知った皆さんは、おそらくこれからも瞑想に親しむヨーガ実践者となることでしょう。

 

ブログ用修正 (3)早朝の川縁でのヨーガは、川の流れとともに大きな気の流れを感じられたことでしょう。

地元の方が中心でしたが、遠方の新潟や埼玉からも多くの方にお越し頂けて、仲間の交流ができたことも良かったと思います。2日間ご参加頂き、ありがとうございました。

テヘラン(イラン)における先代13回忌法要

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イランの雄弘ヨーガの仲間による先代13回忌法要が開催されました。
テヘラン在住の中東方面特任講師 鈴木悦子氏からそのご報告を頂きましたので、下記に添付します。

海を遠く隔てた彼の地で、このように雄弘ヨーガが実践され、また師を偲んでくださる方がいるということは、大変有難いことです。

偉大な功績を残されたヨーギー雄弘大師の13回忌に因み、8月2日と3日の両日、恩師を偲ぶ、サット・サンガをさせていただきました。

始めに番場一雄大師の生涯についてお話させて頂き、教典『ヨーガ真言法』、『瑜伽経三十頌』と『梵語読誦般若心経』を読誦、ヨーガ実践を奉納の気持ちを持ってさせていただきました。
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このようなしきたりは、イランの文化・慣習にはないものですので、進行中に突飛な質問・会話もありましたが、大方日本で言うところの法要の真意をわかってもらえたかと思います。

以下、サット・サンガに参加した人たちからのショート・メッセージまとめたものです。

「ヨーガを続ける励みとなった」
「スピーチで知った大師の最後の言葉「ヨーガが成就した」に心を打たれた」
「より大師の功績・人柄を知ることが出来た」
「より教友同士の繋がりを持つことができ、大師とのハート・コネクションを感じられた」
「大師の功績は死することなく永遠に受け継がれる」
「こうした日本にある集いは素晴らしいと思う、師を敬服・感謝することは何と価値のあることでしょう。」
「目覚めのヨーガ”の素晴らしさそしてヨーガのパイオニアとしての大師を再確認した思いです」
「(私達のトレイナーに)ヨーガを教授してくれた大師に感謝します」など。

” فقید ” ファギッド Peace Upon His Soul
中東方面特任講師 鈴木悦子(在テヘラン)

瑜祗雄弘大師十三回忌法要と偲ぶ会のご報告

13houyou20150801 (2)本日、仁和寺御室会館(京都)にて「瑜祗雄弘大師十三回忌法要と偲ぶ会」が執り行われましたことをご報告させて頂きます。

全国各地から100名近くご参列頂き、大変盛況のうちに終えることができました。

十数年ぶりにお越し頂いた方も多く、同窓会さながらの楽しい集まりの中で、先代を偲ぶことができました。13houyou20150801 (1)
 
雄弘ヨーガ初期の頃からの先代の足跡を辿るパネル掲示も好評で、数十年前のご自身を見つけられる方も多かったようです。

教典読誦、ヨーガ実践奉納と先代を偲ぶ昼食会の三部構成によって、この上ない追善供養ができたことは大いなる喜びでした。

また、家族的な会員の交流が再確認できたことは、先代のご加護によるものと強く思いました。13houyou20150801 (3)

遠方より酷暑の中参列頂きました方々、また、故あって参列できなくても気を送ってくださった多くの方に感謝申し上げます。
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ありがとうございました。

雄弘ヨーガの実践セミナーが開催されました(京都・嵐山)

本日5月23日(土)は、大阪支部が主催する雄弘ヨーガの実践セミナーが京都・嵐山の時雨殿で開催されました。川の流れに接しながらのヨーガでは、呼吸に大きな「ゆらぎ」を感じることができました。
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普段無意識にしがちなアーサナを見つめ直して、ひと動作ごとにその意味を理解できるように行い、日々の実践が深められるようにと計画しました。

最後には料亭木乃婦さんの仕出しをいただいて、楽しい1日となりました。

遠方より参加頂き、ありがとうございました。

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