「吸って、吐いての相伝」

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雄弘ヨーガの同志の佐藤さんから頂きました。五木寛之さんの連載エッセイ「新・地図のない旅」より「吸って、吐いての相伝」。

岡田式静坐法による呼吸法が話の中心だが、昨今、様々な分野で呼吸法はかなり盛んに扱われているが、その多くが「呼主吸従」の思想に基づく中国的呼吸法のみが語られる。

しかるに、生物本来の生理呼吸もブッダの呼吸法もヨーガの呼吸法も、呼吸ならぬ吸呼、すなわち、入息ー出息を推奨する。「吸ってー吐いて」なのである。

ヨーガのプラーナーヤーマ “prāṇāyāma”は、その系譜に従って呼吸を活性、コントロールし、そのまま三昧へと導くものである。

仏教では呼吸の活性こそ積極的には行わないが、観察し心を静め三昧へと導く「入出息念」すなわち、アーナーパーナ・サティ “ānāpānasati” を説いている。これが、現在のマインドフルネスの原点となった。

新年、あけましておめでとうございます。

年賀状2019ネット公開用

あけましておめでとうございます。
本年も雄弘ヨーガを宜しく御願い致します。

近年、呼吸(息)について深く感ずるところがあり、数年間呼吸の洞察を深めてきました。時には、自身の体験を頼りに、時には『ヨーガ・スートラ』など古典文献を頼りにして、最終的に至ったのがこのことばです。
超越呼吸へ_修正このことばが最適なわけではないのですが、これ以上表現しようがない、いわば現時点で納得のいく表現だと感じているものです。そして、もうひとつこれをエッセンシャルに表現したキャッチが、“Breathing 4+” です。

この両者の最大の示唆となったのが『ヨーガ・スートラ』2-49偈です。

超越呼吸skt「その時に、吸気と呼気の動作を中断することが調気法である。」

『ヨーガ・スートラ』でいう調気法(プラーナーヤーマ)の定義は、吸気と呼気の動作の中断を意味します。これはどういう意味かというと、決して呼吸の動作を止めるという保息(クンバカ)や単に調えるというものではなく、こころの調えられていない平時の世俗的な呼吸を切り替えて、上質な呼吸へとバージョン・アップすることを意味しています。それは世俗呼吸の超越であって、また同時に世俗心理の超越でもあります。そして、その状態に導く作法のことを『ヨーガ・スートラ』では調気法(プラーナーヤーマ)と言ったのです。

また、『ヨーガ・スートラ』2-50偈には第四の呼吸が説かれています。調気法(プラーナーヤーマ)の対象となる呼吸の上位概念を示したものです。さらに、雄弘ヨーガにおける基本の呼吸技法は「四つの呼吸」ですが、それの四種をも超越してしまおうという理想をかかげて、”Breathing 4+”というフレーズが湧出されたのです。

雄弘ヨーガの思想と技法によって、「その息を超越させる」べく、同志等と共に日々精進していこうと思います。
どうか一年間、宜しく御願いします。  合掌

第二代目瑜祗雄弘2019

一足早く忘年会‼︎

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今日は一足早く、大阪で忘年会でした。

古参の方を中心に12名の参加を頂き、皆さんのヨーガへのこだわりや感謝の言葉を多く聞かせていただけました。

ヨーガ歴10年は当たり前、こちらの皆さんは30年以上という方々がばかりでした。先代の頃から、雄弘ヨーガと一緒に歩んで来てくださった方々です。

ヨーガを続けてこられたからこそ、元気な今がある、皆さん口々にそうおっしゃっていただけて、そこに少しのお手伝いができたことをとても嬉しく思いました。

ほんとうに皆さんはヨーガの家族のような方です。そういう風に思えたひと時でした。

頭立は逆立ちではなく心の鍛錬である

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ハタ・ヨーガのアーサナに有名な体位がある。Śīrṣa-āsana(シールシャ・アーサナ~頭立~)である。ヨーガの逆立ちは頭を床につけて肘で支える三点頭立が主流である。

さてこの体位、体育的意味合いで逆立ちを完成させることだけに意味があるのではありません。Śīrṣa-āsanaの精神というかその心こそが大切なのです。

つまり、逆立ちによるバランス力や身体能力よりも、逆さ世界を冷静に観察する力こそが大切なのです。私たちは、普段高い位置から両眼で世間を見渡しています。しかし、頭立では、両眼は床近くにあり逆さ世界を超ローアングルで眺めることになります。

この日常ではあり得ない世界を観察して受け入れる能力をつけることこそが大切なのです。この修習によって、心が鍛錬され、我々に普段ではあり得ないことが起こって降りかかった時にも冷静に対応する能力をつけてくれるのです。

その点では、頭立の完成よりもそこに至るこのプロセスの意味が大切となります。

このプロセスが完全になる前に逆立ちしようとすると、逆立ちのみに気が散ってしまい、観察どころではありません。このプロセスにおいて、普通呼吸で冷静に逆さ観察し、瞑想するように心も体も安定して保つことが大切だといえます。

指導者の下で、このプロセスの体位に挑んでみてください。

Śīrṣa-āsana(シールシャ・アーサナ~頭立~)の動画はこちらをクリック

イラン🇮🇷 呼吸ウォーキング研修会

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鈴木悦子(雄弘ヨーガ中東方面特任講師)から、「2018年 夏・雄弘ヨーガ 呼吸ウォーキング」の活動報告が届きました。以下鈴木氏の報告を引用します。

連日極暑の真夏、東の空が白々とあける早朝テヘランのヨーギン・ヨーギニーたちのサットサンガ、爽やかなヨーガの一朝を満喫しました。

始めに呼吸法と脚と腰のヨーガでウオーミングアップ。最近始めたヨーガクラスの男性達・ヨーギンや夫婦で参加のカップルも見られました。
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朝一番の陽光の中のウォーキングは息も足も滑らかにリズムに乗ってイチ、ニ、イチ、ニ、サン(ペルシャ語ではイェキ、ド、イェキ、ド、セ、、、、、)

ウオーキングの後はやさしいヨーガ。片手でバンザイのヨーガで全身がリフレッシュ。
ヨーガの後はいつもそのままで居たい気持ちでいっぱいになります。
次回はもう少し早く始めて、お茶と焼きたてのナン(パン)とチーズの朝食を全員一緒にのようになりそうです。(在テヘラン鈴木悦子)
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雄弘ヨーガイランのポスター 呼吸と動作の一致と「極」

1F55087E-6F26-4CF5-8668-B20B29F63050雄弘ヨーガ・イラン支部が作成した追加ポスターが届きました。

ここで使われるアーサナは、呼吸と動作を究極的にまで一致させたもので、身体と呼吸の緊張の「極」のあるダイナミックなものです。

片手でバンザイをする「胸と脇を開くアーサナ」は、雄弘ヨーガの教室ではほぼ毎回行うもので、呼吸の深まりと胸部の拡張感、肩関節の活性感が得られます。

「究極的に体側を伸ばすアーサナ」は、腰の動きを最大限に引き上げ、血流を促し、腰痛の改善にも効果的です。

下記のYouTube動画に合わせて、実践されてみてください。

胸と脇を開くアーサナ〜雄弘ヨーガテクニック〜

究極的に体側を伸ばすアーサナ〜雄弘ヨーガテクニック〜

「平成30年7月豪雨」

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「平成30年7月豪雨」
この度の広範囲にわたる豪雨について、多大なる被害が出ました。
豪雨により被災された方々にお見舞い申し上げるとともに、
亡くなられた方やご家族の方には、心よりお見舞い申し上げます。

また、まだ見つかってられない方につきましては、
1日も早く無事にご家族の元に帰られ、復興されることをお祈り申し上げます。   合掌

 番場裕之

国際ヨーガ・デー in テヘラン〜イラン〜のご報告

7AC0205B-A718-47FF-BFAA-7D268C13C955雄弘ヨーガのイラン支部代表の鈴木悦子氏(中東方面特任講師)から、国際ヨーガ・デーに関する活動報告が届きましたので、引用してお知らせします。

国際ヨーガ・デー 2018(IDY)について
①6月21日(木曜日)“雄弘ヨーガIDY 記念集会”がテヘラン中部に位置する大公園(書籍庭園)にて行われました。FBE17C99-DD82-4FEE-A66E-1D4E16D80003日中には35度を超える真夏日でしたが、早朝の7時より70名を越えるヨーギニー(女性のヨーガ実践者)と家族・友人たちが参加しました。

今年はエムエス協会への支援と言うことでもあり、やさしいヨーガ、呼吸ウォーキングにふさわしい公園で行いました。雄弘ヨーガの呼吸と足の体操をしてから、ももいろ月見草の咲き誇る道でのウォーキングはゆったりとリズミカルで楽しくなる運動でした。そして、恒例のスイカ割りゲームと4個の真っ赤なおいしいスイカをを楽しみました。B3B6B2F8-4AF6-4734-8D34-EA989B3E386A

②7月5日(木曜日)9時より「テヘラン州ヨーガクラブ集会(IDY補填)」が行われました。先日の集会でのプログラム補填として招待され、雄弘ヨーガの紹介をいたしました。

会場はある病院のコンファランスルームで行われ、今回は持ち時間は約20分、番場裕之会長作成のビデオ「片手でバンザイをする体位」の映写をすることも出来ました(音声が一部低くなっている部分があります)。動画はこちら→https://www.instagram.com/p/Bk736jHndXs/

デモンストレーションでは、前列の来賓の方々, イランヨーガ協会会長、『ダネシ』ヨーガ専門誌編集長・ヨーギン、古参のハタヨーガ主宰者などを含む会場の方々全員が雄弘ヨーガを体験してくだされ、大変感激しました。
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イランではヨーガは体育協会が管理し、スポーツの一部門として扱われるのがイランのヨーガの特徴ですが、今後も雄弘ヨーガを伝えるべく、できるだけ活動していきたいと思います。