リズムやテンポって大切ですね。これらが狂うとすべてが上手くいかなくなってしまう、そんな感じがします。
人には理想的なリズムがあります。そのリズムの内に生活していると比較的平穏で、落ち着いて日々を送ることができるんですが、私たちのまわりにはそのリズムを崩すものがたくさんあるんです。その代表的なものがふるまいの速さ、がさつさです。便利で手っ取り早い生活は、私たちを速く走らせてしまうのです。
リズムやテンポには、歩く、話す、まばたきや手足の動きなど様々なものがあり、これらが速いと心は雑になりやすいのです。逆にゆっくりすぎるとリズムに乗れずダラダラとしてしまいますが、速くさせるものの方が多い感じがします。
見るからに忙しそうな人を見かけることがありますが、こうした身のこなしなどの所作は心を顕著に表しています。速くがさつな所作が自分をますます忙しくしてしまっているともいえます。
駅や街中で歩いていて、他の人の歩きが遅いと思ったことはありませんか。まわりの人の話し方や食べ方などが、ゆっくりしていると見えたことはないですか。こういった心当たりのある方は、まわりの人よりも速く、心が雑になりやすい状態だといえます。
できるところから、ゆっくり、なめらかな、しっとりとした所作に切り替えてみましょう。例えば、歩く、食べる、話す、まばたきなどです。これらの速さが心をみだす原因です。そして何よりも効果的なのが、呼吸。呼吸がゆっくりテンポなら、その他の所作は速くはなりません。
ちょっとした意識付けで、その独特のスピード感から解放されるはずです。まわりの見え方やまわりからの見られ方がずいぶんと変わるはずです。
ひとつひとつを丁寧にする「ゆっくり生活」を心がけてみましょう。
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