思想にのっとった実践

私がヨーガを実践してきた中において、一番大切だったものは、思想だと思っています。思想にのっとった実践であるからこそ、ヨーガたり得るのです。難易度の高いアーサナもやってきましたが、それも思想とともに歩んだからこそ、今の雄弘ヨーガがあると思っています。

インドのヨーガ史の中でも、様々な思想が展開されました。その実践が何を目的としているのか、何のために行うのか、現代でヨーガをする場合、歴史的ヨーガとどういう風に関わっているのか。ヨーガは思想と実践が一体のものです。ヨーガは伝統的思想的背景があることによって、ヨーガとなります。

8月31日のブログで、「ヨーガは心を養う手段」「精神修養」と書きました。これはまさしく、古代からのヨーガの本道です。日々、ヨーガに接する中で、この基本思想が定まっていれば、如何なる形にヨーガを展開しても、すべての実践がその手段となって、私たちを養っていくことでしょう。逆に、如何にもヨーガ的であっても、その基本思想がなければ、ヨーガは似非となってしまいます。

雄弘ヨーガの基本思想は、「呼吸法を中心にしたインドに起源と持つ伝統的実践法で、日本的感性で解釈し直したもの」です。日本人ですから、インド思想に偏らず、日本的感性を優先するのは当然のことです。ですから、インド的傾向の強いチャクラやナーディーなどのインド固有の難解な概念を多用することはしていません。
インド研修旅行2015_クシナガラ・ベナレス・デリー (186-)
そして、「健康法的側面を持っていますが、それは精神修養を底辺にして全身的生命レベルの底上げをした結果であり、対症療法による対治療法ではない」のです。ヨーガは、全人格的実践です。部分的な実践をしているようでも、すべて精神修養と深く関わる全人格的ヨーガとなっています。

呼吸を重視し、呼吸にはじまり呼吸とともに実践し、呼吸で完結するという雄弘ヨーガの仕方は、まさに精神修養そのものとなっているからです。

雄弘ヨーガは、精神修養というインドの古代から続くヨーガの基本思想を大切にした実践となっているのです。
こういう思想を展開するためにも、ヨーガの歴史や基本思想を理解することはとても大切です。少しずつ、日々の実践と共にヨーガの歴史や思想へも興味を広げてみませんか。