声には力があります。
声には古来、魂が宿るとされてきました。
お寺のお堂に響く読経、教会での讃歌にはある種共通の波動があります。
こうした声の力は、合唱などの声楽もそのひとつですが、
もっと日常的なところでも感じることができます。
わたしがそれを感じるのは、いつも食材を買いに行く市場です。
私が子供の頃はスーパーは少なく、いわゆる市場がその町の台所となっていました。
いろいろなお店が一所に集ってお店を出しているところです。
食材系の八百屋、魚屋などは大きなかけ声が特徴でした。
「へえ~、ぃらっしゃ~い」など大きな声が飛び交っているとすごく元気を感じたものです。
わたしは、近所の市場で、時々そのかけ声を聴いて、いまでも嬉しく思っています。
食の原点を扱うところで、食とは別の力を感じています。
ところで、雄弘ヨーガには、特徴的な声の実践があります。
ひとつは、研修前に称える教典。
特異な宗教的な意味合いはまったく含んでいませんが、
サンスクリットでの読誦には気の力、生命力を感じます。
瞑想のあとに唱和するマントラ。
お腹の底から絞り出すマントラは、お腹の力、丹田の力があり、
もっと底深いところから湧き上がる、魂の力そのもののように感じます。
絞り出すことによって気の元、元気が与えられる感じがします。
もうひとつは、指導者が修得する雄弘ヨーガの号令法。
号令によって、生徒さんはひっぱられ、
ひとりの実践ではできない領域に達することができます。
お寺やもっと日常的な市場などで声の力に触れるのも良し、
みずから魂の声を絞り出すのも良し。
声の力を信じてみませんか。
★「国際法会」→YouTubeにリンクできます。
上記、「国際法会」は2010年8月6日(金)〜8日(日)に平城遷都1300年奉祝イベントとして行われたものです。0:46秒あたりから約10秒間、私のサンスクリットによる読誦が見られます。



