腰が痛い !?

腰が痛い!
そういう方は多いんじゃないでしょうか。

ギクッ!と痛めるいわゆるぎっくり腰、常に腰が重い、疲れると腰にくる…いろいろなタイプがあると思います。単に腰が痛いといっても原因は千差万別。でも、内臓疾患が原因となるような重篤な場合を除いて、多いのはいわゆる筋肉疲労性のもの。押したり、叩いたりして楽になる場合の多くがこれに当たります。

しかし、押してたり,叩いたり、薬を塗るだけでは、一時的に楽にはなっても、なかなか根治しにくいもの。やはり、痛みの根源から解決しないと良くはなりません。

腰痛の多くの場合、腰自体に原因がある場合よりも、他の部分の影響によって腰が痛くなる場合が多いです。とくに大きな影響を与えているのが脚です。

腰痛の原因が脚?と思われるでしょうが、十中八九間違いありません。

私たちは、立ったり歩いたり、常に脚を酷使しています。アキレス腱、ふくらはぎ、膝の裏、大腿部の裏側は常に緊張しているにもかかわらず、ほとんどケアしていないからです。そして、その緊張が腰に伝わると、血行も悪くなり、腰をキューッと強張らせてしまうのです。

このような腰痛の他に、坐骨神経痛や椎間板ヘルニアが原因で腰を怖がらせた場合でも、次の「膝裏と腰を伸ばす」この体位、これが一番簡単でそして、かなり効果的です。やれば、てきめん、痛みがスーッと減るのを実感できます。脚裏、腰の部分の筋肉が萎縮しているから、伸ばしてやるのが一番効果的なのです。

脚裏と腰の緊張と強張りを除くのは、写真のように、ゆっくりと鼻から息を出しながら、呼吸にあわせて上体を垂らすだけ。上体の重さに引っ張られて、脚裏も腰もスーッと伸びていくのがわかるはずです。

ポイントは肩、首、腕の力を完全に抜いくことと、膝を曲げないようにして踵に体重をかけること。たったこれだけの実践で上体を元に戻した時に、ジワ~ッとした開放感と暖かさを足腰に覚えるはずです。

是非、試してみてください。

※ゆっくりと息を出しながら、5~10呼吸行うと、徐々に伸びていくのが分かります。
※足腰に疲れを感じたら、いつでもやってください。
ぎっくり腰について
ぎっくり腰は、腰の深い層の筋肉の捻挫です。その場合は、あり動かさず、安静にして炎症を鎮めることが大切です。
ぎっくり腰の原因の多くは、ひざ裏の恐がりがきつく伸びにくいために、腰部のみに過度の負担がかかったことが原因です。
普段からこの実践をしておくことで、ぎっくり腰予防になります。