10年目の3月11日を迎えて

10年前の震災以来、毎日、毎年、思ってきました。

去年の記録を見ると、9年前の新聞の切り抜きを引用しつつ『梵語読誦般若心経』を読誦させて頂いたとありました。

そして10年目にあたる今日は、やはり朝からずっと、その震災を思い出していました。

原発の被害は甚大で、その反対の気持ちを込めて、太陽光発電設備を導入しました。

9年前、震災復興を祈願したインド旅行を行いました。それに先んじて、石巻、女川、南三陸を訪れ、献花と教典読誦をさせて頂きました。現地を知らないで「復興」ともいえないと思ったからです。

以来、毎日、毎年、なんらかの形で震災を思い出し、復興を思い10年経ちました。10年を経て風化が懸念されるようになってますが、私はこれからもこうして思い続けるでしょう。

このように、思い続けること、念じ続けることこそ、供養であり、それこそヨーガの原意でもあるのです。

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