今時分、毎年ここは大混雑になる。大阪造幣局の通り抜け、桜の花見客でごった返すからだ。昼前から夕方遅くまで、人の波に飲み込まれることになる。
今日は、ヨーガの指導に向かう途中だ。花見では、目に見える花を愛で、香りを感じ、春を堪能する。短い寿命の桜の花に、多くの思いを重ねるのだろう。
対してヨーガは、自らの心の花を観察し、からだと対話し、呼吸を味合う、甚深微妙な内的行為だ。内的な花見ともいえるだろうか。
私も花を愛でる花見をすることもあるが、桜を愛でる心と同じかそれ以上のレベルで内的な花見を好んで行う。
まだヨーガにご縁のない方にも、花見と同様かそれ以上に、内的な花見をすることがが如何に楽しく、有益で大切な行為であるかを知ってほしい。
桜の花に向かう人波を見て、そう感じた。