新年、あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い致します。
コロナ禍に入り三年が過ぎていました。ぼちぼち終息してくれればと日々願っています。
コロナ禍をきっかけとして教室が再開できないまま休会しているところもあれば、もともとの会員様が戻ってきて、以前のように再開できているところもあります。
こうした状況でも雄弘ヨーガを多くの方に実践していただくべく、去年からオンライン講座を開講しています。出かけるには心配という方には、是非こちらを受講ください。→早稲田大学オンライン講座(実践編)
「光顔巍巍」(こうげんぎぎ)という言葉があります。
顔が光り輝く、そして巍巍。なにやら難しそうですが、巍巍とは、厳かで威厳のある様子を表す言葉です。この場合は、「ブッダのご尊顔が高大な山のように立派なさま」を表しています。
※『梵文無量寿経』Sukhāvatīvyūhaでは、”amita-prabha”無量の光明をもつ者よ、と表現されています。
雄弘ヨーガの根本テキストである『瑜伽真言法』には、「ヨーガを行ずる人の理想のすがた」をまとめた箇所があります。
もともとはヨーガ教典や仏教教典から抜粋したものですが、「人間的魅力に満ち溢れる」「生新な若さを保っている」「敬虔ですべての人にしたわれる」などが説かれています。まさにこうした姿、表情を表した言葉が「光顔巍巍」なのです。
雄弘ヨーガの実践者は「ヨーガを行ずる人の理想のすがた」を目標の一つとして実践しています。私自身も「光顔巍巍」たる姿にあやかれるよう、精進することを改めて決意しました。
令和五年 癸卯 元旦