泥中の蓮

ハス・スイレン20150615 (12-)私は数年来、蓮の花を育ててきました。
インドの宗教史に深く関係しているだけでなく、見るからに清楚でしかも力強い蓮の花になにかのエネルギーを感じるからです。

そして、今朝、この夏一輪目の蓮が開花しました。『維摩経』に説かれるように、この美しい花は空気の澄んだ高原や安定した陸地では決して育たず、泥の中においてこそ凜とした茎を立ち上げて、私たちにこの美しさの力を与えてくれるのです。また、「蓮は泥より出でて泥に染まらず」という成句もありますね。

俗世の中にあって、しかも決してそれにまみれることのない聖なるものの象徴として、古来より崇められてきました。おそらく、私の中でも、その独特の華やかさ、人の心に和を与えるような力が不可思議な魅力なのでしょう。

蓮の花がもつ力のように、ヨーガの力を雄大に弘めるべく、精進しようと蓮の花を見てあらためて思いました。