季節のうつろい

今年の夏も暑かった。いや、まだまだ暑い残暑が続いている。
だが、多くの人も感じるように、少しずつ、季節のうつろいを感じるようになった。

空の色や雲の高さ、陽の射す角度が変わったからだろうか、地面に映る影が長くなってきたように思う。そういえば、蝉の鳴き声が変わりそして、今朝は、ほとんど鳴いていなかった。朝晩もめっきり涼しくなった。

五感で感じるすべてのものに、季節のうつろいを感じることが多くなってきた。昨今、四季がなくなったというものの、日本にはまだまだうつろいを感じる季節感が残っている。この季節感は、私たちのこころを豊にし、いのちを感じさせてくれるものだ。
秋のみのり投稿用
太古より、我々の先祖たちが四季を感じて育んできた感性が、気血、DNAを通して、幾重にも重なって私たちを築き上げている。

季節のうつろい、夏を乗り過ごして秋を迎えようとする今日は、まさに収穫の時。みのりがまた私たちを育んでいく。
こうした季節のうつろいを愛でることができるのは、日本人にのみ備わった独特の感性なのだ。

秋は私たちをゆたかにする季節なのだ。