インド・震災復興祈願法要を終えて

3月24日に出発したインド・震災復興祈願法要、本日(3月31日)帰国しました。参加者全員が元気に成田に到着できて、本当に嬉しく、ありがたい限りです。

私にとっては初めて主催するインド研修で、当初はまったく自信がないままの出発でした。
長年御世話いただいているカイラスの落合さんにいていただけるので、不安はありませんでしたが、何事も無く帰国することが、それだけで、私にとっては、大成功でした。
しかし、実際は、数多くの成果、功徳をもたらすことができました。

そもそもの目的は、震災復興祈願法要です。私が20日に石巻、女川町、南三陸町を訪れて受けた衝撃を、みなさんと共有できる法要が営めたことに、こころより感謝しています。

ラージギルの竹林精舎、妙法寺さん、霊鷲山、ブッダガヤの大塔や金剛宝座での法要、そして、ベナレスでの沐浴やガーヤトリーマントラの奉納など、数多くの機会に読誦法要ができ、みなさんと復興祈願の請願を共有することができました。

また、大きな成果のひとつが、他支部間交流です。交流ができたことには、たいへん満足しています。最近は支部単位の活動が中心となっていたなかで、見ず知らずの雄弘ヨーガ同志のみなさんが、日々つながりを深めているのを見ていて、こころから、微笑ましく思いました。

そして、インドを体験する、という、日本では味わえないものを感じることができました。インド旅行だけでなく、インドの大気、大地を実感し、満天の星空を見上げたシャバ・アーサナなど、インドの自然のなかでのヨーガは、本当に感銘深いものでした。
ナーランダーの大樹の下でのヨーガもすがすがしく、他では体験できないすばらしいものを頂きました。

そして、雄弘ヨーガの歴史を体感するという点での、ソンカーさんとの交流も、以前からのつながりを再確認できました。実際、あの熱烈歓迎は、全く予想だにしていなかったので、驚いたと同時に、たいへんありがたいものでした。手配して頂いたカンナさん、シャンカルさんにはお礼のことばもありません。遥かインドに来て、待っていてくれる方がいるというのは、ものすごい事だと思います。

昨日、12年前に国際交流をした、ムンバイのアンビカー道場の方からメールがあり、私がインドに来ていることを知って、是非とも会いたいということでした。そういって頂けるのも、有難い限りです。次回、いつになるかはわかりませんが、是非次は、ムンバイのアンビカーを訪れたいと思います。また皆さんと一緒できるのを、楽しみにしています。

また、一週間寝食を共にした事で、普段では見られないみなさんの表情がうかがえて、また一歩、みなさんに近付けた心地です。

その他に、26日に訪れた妙法寺さんですが、そこは我々が読誦教典作成に尽力いただいた、故ナレーシ・マントリ博士の御縁強いところですし、ブッダガヤのスジャータホテルのサンジャイさんとも久しぶりに対面できたり、奈良の般若心経国際法会のパンフレットが置いてあったり、御世話になったシャンカルさんが、私の勤務する東洋大学とご縁があったりなど、さまざまな繋がりをあちこちで感じました。

今回の旅は、長年ご縁ある落合さんのおかげが非常に大きいものです。心憎い気くばりが、みなさんを楽しませてくれたと思います。また、当初予定されていなかった池田さんが同行していただけた事により、みなさんの攪拌役をしていただきましたし、ケアもしていただき、こころより感謝しています。

また、このメンバー、さらには新たなメンバーを加えて、集える日を楽しみにしたいと思います。

どうもありがとうございました。

追伸
今回の法要の様子は、YouTubeにアップしてあります。
yogiyuko で検索していただくか、Facebookの私のページにつなげれば、見られるようになっていますので、是非ご覧下さい。
YouTube→http://www.youtube.com/user/Yogiyuko?feature=guide