日没を眺る こころが拡張する 投稿日時: 2017年3月20日 投稿者: banba 日没を眺めた。 はるか彼方に沈みゆく太陽を眺めた。 自ずと眉間と眼球は弛緩し、心も視野も広くなるのを感じる。 こころが拡張していくのだ。 呼吸のリズムはゆっくりと落ち着き、開放感に包まれる。 あまりにも近いものばかり見ていた気がする。 遠くを見ると心が拡張し、小さなことはこだわらなくなる。大海の一滴のように。 普段から日没を眺める感覚を持ち続けたいものだ。 日没を見るチャンスがない場合は、せめて、できるだけ遠くに目線を向けて、壁を透かせてその向こうを見るようにしよう。