「インド仏教聖地巡拝と聖地ハリドワール、リシケーシュの旅」を終えて

2015年3月24日(火)~4月1日(水)までの9日間、「インド仏教聖地巡拝と聖地ハリドワール、リシケシの旅」に行って参りました。昨日全員元気に帰国できたことをありがたく思います。

今回も長年御世話いただいているカイラスの落合さんにお願いし、現地でも前回と同じカンナさんに来ていただき、懐かしい面々とともに楽しく多くのことを学び、体験することができ、数多くの成果、功徳をもたらすことができました。

今回の目的は、震災復興祈願法要と先代13回忌の気持ちを込めていたことはありますが、ヨーガや仏教の生まれたインドを肌で感じることでもあります。

祇園精舎

祇園精舎


前半の仏教聖地はシュラーヴァスティー(舎衛城)、祇園精舎、ブッダ生誕の地ルンビニー、入滅の地クシナガラ、後半はヒンドゥー教聖地となりました。
ルンビニー

ルンビニー


ゴーラクプールにあるゴーラクナート・マンディル、こちらはハタ・ヨーガの開祖であるゴーラクナートを祀る総本山です。こちらの寺院では、仲間と共に『ヨーガ・スートラ』をサンスクリットで読誦、奉納させていただき、代表のMahanth Yogi Adityanath師に直接お目にかかって『瑜伽経』を謹呈させて頂きました。

ワーラーナシー(ベナレス)では、リクシャー(人力車)で街中を抜けてマンマンディル・ガートを訪れました。最後は、ハリドワールとリシケーシュの火の儀式・アルティプージャーに参加しました。

毎回、インド訪問時には目的を掲げて行いますが、そのひとつにインドの知人に会うことです。今回は、前のインド総領事を務められたD.V.モーハン氏にお会いすることと、彼の財団が運営するアシュラムに宿泊することでした。2003年に先代雄弘師の逝去を知らせる手紙を送ったところ、弔いの言葉と共にハリドワールのアシュラムに是非来て下さいというお誘いを頂いていたからです。

Mohyal Ashram

Mohyal Ashram


それから10年以上過ぎましたが、目的を果たせて嬉しく思いました。残念ながら、時間の関係上、お会いできませんでしたが、電話で挨拶できたことと、先のカンナさんにモーハン氏へのプレゼントを託せました。

また、参加者同士の交流ができたことは、たいへん満足しています。あまり接点のない他地区の雄弘ヨーガ同志のみなさんが、日々つながりを深めているのを見ていて、こころから、微笑ましく思いました。

そして、インドの空気感を感じてのヨーガの実践は素晴らしいものでした。季節外れの雷雨に遭い長時間の実践はかないませんでしたが、クシナガラの荼毘塚で行ったヨーガは印象的なものとなりました。ルンビニーのホテルでのヨーガでは孔雀が乱入し、ハリドワールのアシュラムの礼拝堂でのヨーガは、大理石の空間にマントラが響き渡りました。いずれも貴重な体験となりました。

ヒマラヤの日の出~Kunjapuri~

ヒマラヤの日の出~Kunjapuri~

14年前に国際交流をした、ムンバイのアンビカー道場の方から、最近メーメールが増えていて、また交流できるのを楽しみにしています。

今回の旅は、長年ご縁あるカイラスの落合さんの尽力が非常に大きいものです。心憎い気くばりが、みなさんを楽しませてくれたと思います。こころより感謝しています。

また、このメンバー、さらには新たなメンバーを加えて、集える日を楽しみにしたいと思います。

どうもありがとうございました。

追伸
今回の動画は、YouTubeにアップしてあります。
yogiyuko で検索していただくか、Facebookの私のページにつなげれば、見られるようになっていますので、是非ご覧下さい。
YouTube→
1.シュラーヴァスティー祇園精舎 『梵語読誦般若心経』奉納① https://youtu.be/mBKwuzdzF74
2.シュラーヴァスティー祇園精舎 『梵語読誦般若心経』奉納② https://youtu.be/0af3Mvf7uoc
3.ゴーラクナート・マンディル寺院『ヨーガ・スートラ』奉納読誦

4.クシナガラ荼毘塚でヨーガ奉納

5.ワーラーナシー(ベナレス)で船に乗る

6.リシケーシュ フルティ・プージャー火の儀式

7.ハリドワールMohyal Ashram 礼拝堂 マントラ読誦

8.クンジャープリー寺院参拝とヒマラヤの日の出